*** 探鳥会風景 ***

2017/11/26(日) 蓮田市・黒浜沼探鳥会
報告:佐野和宏 

 受付を済ませて見渡すと、スコープが同じ方向を向いています。早速シメのお出迎えです。先日からの好天で、これぞ ”小春日和” という中で探鳥会がスタート。
 学習館からヨシ原へ降りて観察を始めますが、御多分に洩れずここ黒浜沼も鳥影が薄い印象です。それでも良く探すとホオジロ、アオジなどがいます。


 上沼まで進むとベニマシコの声も聞こえてきました。上空にはアオサギやカワウ、そして水面にはコガモ、マガモ、オオバンに加え、20羽近いカイツブリが浮かんでいます。どうやらクイナも鳴いたようです。段々、賑やかになってきました。


 沼を後にして田んぼへでると今度は猛禽です。まずは杭に留まるはチョウゲンボウ。頭の色が灰色なのを確認し、♂と判定。さらに民家の低木にはノスリが留まっています。一度飛び出したものの同じところへ帰ってきました。どうやらお気に入りの場所のようです。それぞれ全員でじっくり観察することができました。


 本探鳥会ではビギナーの方を後方でご案内していました。ゆっくりと観察と解説ができるので、意外といいかもしれません、、、、 おまけは この方々のなかで 探鳥会終了後 タヌキを見つけてくれました。撮れた写真は1頭ですが、3頭いたそうです。きっと親子です!!
 

 久しぶりの黒浜沼探鳥会だったのですが、まだまだいい環境が残っているのに安心しました。お天気のせいか参加者が多く、観察種は39まで増えました。お目当てのアリスイには出会えませんでしたが、駐車場で帰路へ着く皆さんの笑顔が 「大満足」 と言っている様に見えました。
今月の探鳥会

これまでの探鳥会風景
 

Top