*** 探鳥会風景 ***

11/27/ ’21 加須市・渡良瀬遊水地探鳥会
報告:浅見 徹

 真っ青に晴れ渡った渡良瀬遊水地の谷中湖西岸、中央エントランス駐車場に参加者が
続々と集結しました。コロナ禍の下で四苦八苦の探鳥会ですが、渡良瀬はなぜか運が良く、
感染の谷間に当たって毎回開催できています。事前予約制で約20 人の参加者を2班に分けての探鳥会となりました。駐車場~西橋~中の島~東橋を往復するコースを適当に間隔を
あけて密を避けての行動です。
中央エントランスの駐車場に集合
見てくださいこの空の青さ
2班に分かれて西橋へ
遠くに1班、手前に2班
北風を避けて南側の法面に
逆光の中、水鳥が点々と
 天気晴朗なれど風強し。吹きさらしの湖面は、白波が立っています。水鳥たちは北風を避けて谷中湖の南ブロックに集まっています。しかし、こちら側は探鳥コースから逆光になり繁殖羽になり始めた折角のカモの羽色も黒く見えてしまします。我々も風邪を避けて南ブロック側の法面に降りての観察を続けました。と、そこにひらひらと飛ぶ1羽のアジサシが! 写真判定でクロハラアジサシの冬羽ではないかということになりました。
逆光でマガモの頭も黒味勝ち 1班が抜けた後、2班も勇んで チュウヒが飛来してくれました
 中の島のハイドから眺めていると沖合の小島にチュウヒが飛来してくれました。さらに東橋の方に進むと、左手の「進入禁止」表示ブイの上に、先ほどのアジサシが止まっていました。強風で振動するスコープの視界の中に背中のまだら模様が見えたような気がします。クロハラアジサシの幼鳥のようです。結局この日、このアジサシ類は3羽ほど居たようです。こんな時期まで残っているのですね。
「進入禁止」表示ブイの上に
アジサシが止まっていました
東橋からの帰路、小鳥を探すも
風が強くて出てきません
風の来ない日溜りで鳥合わせ
生垣の山茶花(?)綺麗でした 
 同じコースを戻りながら小鳥を探しますが、風が強くサッパリです。トイレ裏の風の来ない日溜りを見付けて鳥合わせです。こんな強風下でも35 種を確認していました。コロナにも風にも負けない渡良瀬遊水地探鳥会、最強・最高です!

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