*** 探鳥会風景 ***

01/25/’20 蓮田市・黒浜沼探鳥会
報告:浅見 徹

 今年最初の黒浜沼探鳥会に参加しました。今回から、Tさんがメインリーダーを担当します。会員、非会員合わせて50人もの方々が参加しました。環境学習館でトイレを済ませ、スタートです。学習館を出て上沼に向かう竹林の手前に雄のモズが止まっていました。上沼にはコガモとカイツブリ。今年はカモが少ないようです。
 上沼の北側の草地で、何やら沢山の鳥が食事中でした。オオバンの群れ、ムクドリの群れ、そしてシメの群れ。この時季にシメが群れているのは珍しいのでは? 下沼をかすかに望むヨシ原に、小鳥が群れていました。ホオジロ、カシラダカ、オオジュリンがチョロチョロとヨシの間を動き回っています。運よくスコープで捉えて見せてもらえました。ヨシの上の枯れ枝には、スズメの群れも。
 この日は、集団で採餌する鳥の群れをよく見かけました。こんどは、ヒヨドリの群れが柔らかそうな葉っぱをついばんでいました。ノンビリ鳥見をしていると、先頭集団から、「アカゲラがいるよ!」と声が掛かりました。オー! 沼の東側の疎林に、アカゲラの雄がいました。ちょっと距離がありましたが、餌取りに夢中なのか、しばらく飛び立たずじっくり観察できました。頭の赤がキレイ! 下の写真、その気になってみると、赤いでしょ。
 上沼の北側を通って、環境学主観に向かいました。すると、途中の水路にカワセミが飛来しました。順光で見た背中の青の美しいこと。写真を撮るの、忘れました・・・。でも、次に出会ったキジの雌は何とか撮影できました。小枝に囲まれて、自分では完全に隠れているつもりなのか、いつまでもじっとしていました。「キジの雌って綺麗!」と言う声が上がりました。細かなウロコ模様が見事な美雉でした。環境学習館に戻って、庭で鳥合わせをしていると、頭上の枝にエナガ、シジュウカラ、メジロの混群がやってきました。最後の最後まで楽しませてくれる黒浜沼探鳥会でした。お疲れさまでした。

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