*** 探鳥会風景 ***

11/30/’19 所沢市・狭山湖探鳥会
報告:浅見 徹

 良く晴れた土曜日、さいたま市から電車を乗り継いで西武球場前駅に降り立ちました。何と、ここの探鳥会に参加するのは初めてです。狭山湖自体が、約60年振りの訪問。昔は、山口貯水池と呼んでいたような記憶があります。あれは、小学校の遠足だったかな。ユネスコ村に行ったな。などと感傷に浸っている間もなく、探鳥会が始まりました。紅葉と青空が美しい! 狭山不動、山口観音、玉湖神社と古い社寺を巡っての探鳥は、なかなか趣があります。木立の間をエナガ、メジロ、シジュウカラなどの混群が渡り、木間越しにオオタカが白い羽裏を見せて飛び去りました。

 狭山湖に到着。堰堤南詰のトイレのある公園で一休み。近くの立ち木で小鳥がモゾモゾ。双眼鏡で覗くと、丸々と膨らんだフクラスズメでした。休憩時間を利用して事業部長が野鳥グッズの販売を始めました。持って来たカレンダーは、見事完売。この後の寒い湖畔での探鳥に備えて、野鳥手袋も売れていました。

 ここの目玉は、湖上に集うカンムリカイツブリの群れ。100羽はいるでしょうか。さらに、この日はオカヨシガモの90羽以上の群れが入っていました。オカヨシガモのこんな大群は、生まれて初めて見ました。真っ白な富士山をバックにオカヨシガモやカンムリカイツブリの群れが泳ぐ様に、うっとり。
 堰堤北詰めの東屋で鳥合わせをして、最後に嬉しいプレゼントが! 手作りのオオルリのピンバッチです。このコーナーの読者なら覚えていますね。8月10日のサギのコロニー観察会で、やはりお手製の野鳥ストラップをプレゼントしてくださった、Fさんからの贈り物でした。
鳥見も社寺見物もピンバッチもみんな満足。素敵な探鳥会でした。

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