*** 探鳥会風景 ***

9/7/’19 長瀞町・鳥の羽を知る探鳥会
報告:浅見 徹

 7月14日に室内講座「野鳥の羽」が行われましたが、今日はその実習編。室内講座の講師3人をリーダーに、フィールドに出て落ちている羽を探し、これを識別する探鳥会でした。落としたのは誰かな。どの部分の羽かな。
 残暑厳しい長瀞駅に、沢山の鳥好き、羽好きが集まりました。今日のリーダーは、地元長瀞のIさんをチーフに、KさんとHさん。いずれも羽の収集・鑑別が大好きな3人です。受付を済ませると、Iさんから鳥の羽の福袋が参加者全員にプレゼントされました。何が入っているかは、開けてみてのお楽しみ。開会挨拶を終え、鳥見&羽拾いに出発しました。石畳を経て、川沿いにしばらく行くと、「羽が落ちてた!」。わっとリーダーを囲み、羽の識別講座が始まりました。
 川岸を離れ、河畔林を行くと、小さな羽根がそこここに。目が慣れてきたのでしょうか。と、そこでリーダーの目が少し真剣に。羽根図鑑を取り出し、ワイワイガヤガヤ。落とし主は、キビタキかな。部位は、何処かな。
 小さな林で、しばらく各自で羽探し。羽根が見つかるとリーダーを囲んでの羽講座が発生。そんな輪が、林の中に出来ては消えを繰り返しました。 再び川岸に出て羽探し。
 何やら、白っぽいフワフワした大きな羽が見つかりました。猛禽類、おそらくトビの脇の羽ではないかとの鑑定でした。お昼近くに、県立自然の博物館(この日は休館日でした)の前庭で鳥合わせ。下ばかり見ていたようでも、20種類以上を確認していました。
 家に帰って、いただいた鳥の羽の福袋を開けると、お~スゴイ! カケスの青い羽根だ!! あとは、何かな。図鑑と首っ引きで、調べましょう。それでも分からないときは、別の探鳥会ででも、IさんかKさんかHさんをつかまえて、教えてもらいましょう。羽の世界に引き込まれたかな。

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