*** 探鳥会風景 ***

10/13(土)埼玉ヤン探 バードスケッチ会 東京港野鳥公園
報告:廣田 純平 

初めての試みとなったバードスケッチ会。野鳥画家の神戸宇孝氏を講師に迎え、東京港野鳥公園での開催です。前半は東京港野鳥公園のレンジャーの森さんから東京港野鳥公園の歴史と概要をご説明いただき、神戸さんからスケッチのポイントについてレクチャーをしていただきました。レクチャーをしながら、試しに鳥をホワイトボードに描く時もあったのですが、真っ白なホワイトボードにいきなり鳥が現れるような感覚…!神戸さんすごい!!!

神戸さんからのレクチャーを聴き、お昼ご飯を食べてから、さぁスケッチへ!観察施設から鳥を見ることもできるため、この日のように曇り空で肌寒かった日は快適に観察が出来ます。参加者の皆様はスコープを真剣に覗いてスケッチです。見られた鳥は描きやすいカワウ、アオサギ、ダイサギを中心に、渡ってきたばかりのカモ類、渡り途中のシギチ類が中心でした。カモの群れの中にシマアジがいたり、ヨシガモがいたりと珍しい発見もありました。

真剣に見ていると時間はあっという間です。お披露目会の時間となりました。参加者の皆様には難しかったところ、今日のレクチャーを受けて上達したところ、自信のあるスケッチ、今日の感想などを述べていただきました。

やはり、鳥が秒単位でポーズが変わるところが難しかったというお話がありました。また、神戸さんのレクチャーでまず形を捉えるところから始めるところなどが参加者のためになったようです。スケッチという新しい試みでしたが、若い鳥好き仲間と会えたのもよかったようです。それにしても絵心抜群の方が多いこと!私は何度書いても子どもの描いたキャラクターにしかなりませんでした 笑 鳥を親しむにあたり、1羽の鳥をじっくり見ることで気付かされることは非常に多いなと思いました。この日、カワウを中心に私もじっくり見てみましたが、ここはこんな色なのか、こんな羽をしていたのかと気付かさせることが多かったです。普段の観察・撮影だけでは得られない感触を味わえて、参加者もスタッフも楽しめました。

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