*** 埼玉県内の探鳥地 ***

寄居町 玉淀河原
■コース概要
埼玉県名勝地の荒川上流の玉淀、中世時代の鉢形城跡を観光地としている寄居町。

寄居町の中心部から荒川沿いに四季折々の自然が続く地域を散策しながら探鳥が楽しめるコースです。

寄居駅南口が集合場所、町の中を歩き寺院や庭先を眺めながら、玉淀駅前を通りさらに荒川にむかい10分ほどで線路をくぐり、道なりに進み、町はずれの河原にて水鳥を探します。3月は冬鳥が渡り始めますが、
コハクチョウカモ類シギ・チドリ類などを多数見ることが出来ます。また草むらにはベニマシコアオジ、また地上ではツグミシメなど数多くの小鳥も賑やかに鳴き、去る準備や春を迎える動きが活発に行われているでしょう。

鉄橋脇から土手上の散歩道(車両に注意)では、荒川を見下ろしながら小鳥たちの鳴声や飛び交うのを楽しめます。道路脇の人家の庭さきと桜並木にも花々が香り、豊かに色鮮やかに咲いています。途中には七代目松本幸四郎別宅跡が公園として開放され憩いの場となっています。

正喜橋までくるとコンビニがあり、道路を越えて名勝地「玉淀」河原に下ります。トイレも完備の岩畳もある広場ですが、
コガモや数種類の鳥たちを見ることが出来ます。向かい側の崖上に鉢形城を見ながら、ここでの探鳥時間を過ごせます。

来た道を戻り、橋を左側から渡りますが、橋下にカモ類、
オシドリを見ることがあります。橋を渡り右手に曲がる道を上がっていくと、そこは鉢形城址公園入口で、さらに右側から林の狭い山道を上って見晴台に着きます。眼下には寄居町が一望出来ます。

トイレ:集合場所の寄居駅南口前にありますが、町なかにはしばらくありませんので出発前に行ってください。最初の河原に仮設トイレ、次の玉淀河原には大きなトイレが完備されています。鉢形城址公園内にもトイレがあります。

■交通
集合場所:JR八高線、秩父鉄道、東武東上線・寄居駅下車。寄居駅南口駅前広場
駐車場:休日は寄居町役場の駐車場が利用可能。寄居駅南口周辺には有料駐車場あり。

■探鳥会開催月 : 3月

■探鳥会で記録された鳥(2017年ー2019年)
キジ、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、クサシギ、イソシギ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、チョウゲンボウ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、アオジ、番外ドバト、番外ガビチョウ

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