*** 探鳥会風景 ***

3/3/'18(土)  戸田市・彩湖探鳥会
報告:浅見 徹 

 昨年11月から連続開催されてきた彩湖探鳥会。今期は、今日が最終回です。晩秋から冬、そして春間近の今日と、鳥たちはどんな変化を見せてくれたでしょう。ここの名物、カンムリカイツブリの夏羽が見られるかな。期待に胸を膨らませて集合地に向かいました。
 定刻9時10分に、メインリーダーK.I.さんから開会の挨拶と安全上の注意事項の説明。今日は大きなマラソン大会が行われるとのことで、ランナーへの気配りを忘れずに楽しく鳥見を。そして、今日の参加者へのビッグプレゼントが用意されていました。「ヒレンジャクが来ています!!」 
 
集合地点の直ぐ北隣りの駐車場、ヤドリギに群れていました。先着のカメラマンの邪魔にならないように、我々は駐車場の外から観察。ヤドリギの実をたっぷり食べて、どのヒレンジャクも喉の下(そのう)がパンパンに膨れています。おや、こちらにお尻を向けた1羽が、ツーと糸を引くものを出しました。話には聞いていましたが、これですか。よーく見ると、右下の写真に写っていますよ。
 いつもの探鳥コースに戻り、お目当てのカンムリカイツブリを探します。管理橋を渡っていると、居ました、居ました。夏羽に変わり始めたカンムリカイツブリです。少し遠いですが、ホシハジロの群れの向こうには、ほぼ夏羽に変わった個体もいます。そうかと思うと、まったくの冬羽状態の個体もいて、換羽レベルのサンプルを見ているようです。
 青空の下、春の陽気にウグイスも囀り始めました(まだ下手くそ)。最後に、湖北岸の荒川彩湖公園で、当会最年少のリーダーM.I.君による鳥合わせ。お疲れさまでした。楽しい半日でした。実は、この後、車座になってお弁当を食べていると「ベニマシコがいる!」とM.I.君の声。探鳥会本番では鳴き声だけでの確認だったベニマシコ。ここで綺麗なオスを見ることが出来ました。ラッキー!

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