*** 探鳥会風景 ***

2/17/'18(日)志木市・柳瀬川探鳥会
報告:佐野 和宏

 電車の時間を間違え、柳瀬川へ着いたのは9時ちょうど。何とか間に合いました。早速、メインリーダーの挨拶があり、探鳥会スタートです。快晴で風もあり、富士山がよく見えるものの、とにかく寒い。手袋を忘れたのは、暑がりの私でもさすがにきつかった。
 それでも柳瀬川の河原に出ると鳥影が濃く、寒がっている場合ではありません。ここの名物イカルチドリはすでに囀りながら飛びかっています。セキレイ類が多いのもこの探鳥地の特徴。開始30分ほどで、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、タヒバリの4種が見られました。そして忘れてくれるなとばかりに、イソシギも出てきました。

 そして今日一番のビックリは頭上を舞った猛禽です。羽角の黒が見えたのでとっさにノスリかと思ったら、これがかなり大きい。なんとミサゴでした。

 北に広がる田んぼは、いかにも何か居そうな雰囲気。探鳥会では土手から見渡すのみですが、是非、ゆっくりと散策してみたいエリアです。えっ、そんなものが越冬しているのですか、、、
 田んぼが無くなると左岸は住宅街となりますが、ここで予定通りにジョウビタキが登場。そして湖岸が白いコンクリートとなってところにはダイサギが、保護色で見えていないと思っているのが、堂々と休んでいます。

 ビバホーム志木へ到着し、ここでしばし休憩。路傍の梅を楽しみながら、鳥談議にも花が咲きます。ここから先は岸までが近く、カワウのにエメラルドグリーンに輝く目もよく見えました。
 新河岸川と合流するところにあるのが、村山快哉堂(むらやまかいさいどう)。明治10年月に建築された土蔵造りの店舗とのことで、ちょうど、「雛のつるし飾り」の展示中でした。裏の広場にはシジュウカラ、新河岸川にはオカヨシガモとまだまだ観察種は増えます。

 鳥合わせをこの広場で行うと、観察種は期待を越える”38”。水辺の鳥が多く、改めて県内屈指の川の探鳥地であるのを認識しました。来てよかった!!

*下中央の写真は本日参加の前代表、藤掛さん夫妻です。「元気に探鳥会出てます。」をアピールしたいとのことで、特別に?掲載させていただきました。

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