*** 探鳥会風景 ***

4/29(土)栃木県・小倉山森林公園探鳥会
報告:佐野和宏 

午後からは崩れるという予報でしたが、開会時はまだいいお天気でした。そんな陽気に誘われたのか、小倉山森林公園探鳥会の参加者は60名を越えました。このため2班に分かれ、それぞれ逆方向へスタートすることに。実はこの班分けで後に明暗が、、、

まずは探鳥ポイントである集合場所で、声を頼りに夏鳥を探してから、公園を周ります。私はいつもと違う反時計回りのコースで、沢沿いを登っていきしたが、徐々に鳥影が濃くなっていきます。オオルリ、コサメビタキ、サンショウクイ。特にサンショウクイは大当たりで、何回も木の枝にとまっているところが見られました。

 

姿はよくみられるのですが、まだ落ち着かないのか、シャッターを切るもすぐに飛ばれてしまします。

[コサメビタキ]
 

[オオルリ]
 

[サンショウクイ]
 

沢越しに対岸を見ていると突然、『レンジャク!!』と、Kさんの声。慌ててスコープを向けると、数羽の後ろ姿が見えました。程なく飛び去ってしまいましたが、その数は20以上。最近は定番となった写真判定で、ヒレンジャクと特定。残念ながらもう一班では見られなかった様です。

中間地点で2斑が合流して、休憩後に後半のコースへ進みました。その後も鳥影は衰えず、久ぶりに『よく見たな!!』という感じでした。そしてこの時期は山野草にもいい季節。これは『マムシ草』でいいのかな?

 

その他では、アマツバメやキセキレイ、カワガラス、カラ類も印象的でした。唯一の想定外はここの代表選手、キビタキが確認できなかったことでしょうか。平地では各地で観察例が増えているのですが、、、、、折角ですので『看板』を紹介しておきます。

 

そろそろ雨が心配になってきたので、鳥合わせを先に済ませてから昼食としました。帰り道、沢まで降りると、またまたいい感じになっていました。オオルリ、コサメビタキ、サンショウクイが次々に飛んできて動けません。結局、雨に追い立てられるまで30分楽しませていただきました。

今月の探鳥会

これまでの探鳥会風景
 

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