*** 探鳥会風景 ***

2/26(日)群馬県・小根山森林公園探鳥会
報告:浅見徹 

年に一度の小根山森林公園探鳥会。晴天に誘われて、大勢の鳥見人が横川駅に集結しました。ここでの楽しみは、何といってもミヤマホオジロに会える確率が高いこと。そして、それにも増して元祖おぎのやの峠の釜めしの出来立てほやほやを昼食時間に合わせて配達してもらえること。というわけで、参加受付+釜めし注文受付で、長蛇の列が。Iリーダーは大忙しです。
 
受付の様子 旗の陰にIリーダー これが「おぎのや」本店 受け付けしているすぐ横

さあ、昼飯の手配は済んだ。いざ、探鳥に。沢沿いの道をダラダラと登ります。この沢にはいろいろな鳥が現れて油断できない所です。目ざとい何人かが、カヤクグリ、クロジ、ミソサザイなどを確認しました。しばらく登って開けた平地に出ました。ここが山吹の里。例年、ここでベニマシコを見られるのですが、今年はさっぱり。
 
沢沿いの道を登って 山吹の里で探鳥するも・・・
 
アカスジキンカメムシの幼虫 もっときれいな個体がいたのですが・・・

ベニマシコはダメでしたが、お父さんと参加した小学生の男の子が、変わった昆虫を見つけました。カメムシの仲間であることはわかるのですが、こんなの初めて! 家に帰って図鑑で調べたら、アカスジキンカメムシの幼虫のようです。「終齢幼虫で越冬し、5月ごろに成虫になる」のだそうです。気を取り直してもうひと登りして、森林公園に到着しました。管理人さんのおもてなしに感謝しつつ釜めしに舌鼓。なめこの味噌汁が美味し~! と、そこへIリーダーが駆け込んできました「ミヤマホオジロ ♂2、♀1!!」。皆、食べかけの釜めしを置き去りに、外へ飛び出しました。
 
ミヤマホオジロ 出た! 猛禽の出現に色めき立つ鳥見人たち

好天に恵まれ、ミヤマホオジロにも会え、大満足の一日でした。
今月の探鳥会

これまでの探鳥会風景
 

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